只今建築中

S様邸 建築現場

2014.11.4 着工前敷地

着工前敷地。今回は築年数の古い母屋は解体し、増築部は残す。部分解体からのスタートとなる。

シンプルな全解体と異なり、母屋と増築部分の慎重な切り離し作業と、塞ぎ工事が必要。


2014.12.17 部分解体

着工前、うっすらと雪が積もる。

切り離し・解体作業が無事終了した。塞ぎ工事の仕上げが残る。


2015.1.12 地鎮祭

前日までは荒れた天候だったが、当日は快晴に。

地盤は少々ぬかるんでいたが、施主様曰く「雨降って地固まる」

地鎮祭とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、


その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る。これには神式と仏式がある。

一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。

鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言う。

〇ウィキペディアより抜粋


2015.1.26 基礎配筋

鉄筋を組み、面で建物を支えるベタ基礎。今回は配筋を2重に組んだ補強ベタ基礎を採用。

写真中央に鉄筋が集中している部分があるが、これは地中梁の為の配筋である。

コラムの下にはこの地中梁が走っており、荷重を効果的に分散する。


2015.1.26 基礎コラム

30φのコラム。配筋が地中梁と一体となっており、前述の通り荷重を分散させる。

通常の基礎と違い、立上りが無いため湿気だまりが出来ず、完成後のメンテナンスも容易である。


2015.2.20 1階構造躯体

構造躯体には100%国産材を使用している。写真は4寸角の柱。

1階構造躯体にはすべて加圧注入式防腐防蟻処理が施されており、躯体の寿命をさらに長いものとする。

劣化対策だけでは無く、防腐防蟻処理剤による健康被害も考えなければならない。

薬剤はACQを使用しており、アレルギーも持つお客様でも安心して住まえる家づくりとなる。


2015.2.27 構造躯体

天候を考慮し、屋根から仕上げていく。


2015.3.1 上棟式

餅まき決行。あいにくの天気だったが、沢山の方に集まって頂けた。皆笑顔。

最近では餅まきを行っているところをあまり見なくなった。

一生に一度の家づくり、是非とも皆様にも行って貰いたいと思う。


2015.3.11 外部耐力壁

柱・梁で建物を支える軸組在来工法であるが、最近は外部は筋交いでは無く耐力壁を使用する。

これによって、2×4工法の面で支えるメリットと軸組工法のメリットが融合した頑強な建物となる。気密も取り易い。


2015.3.26 外部付加断熱

耐力壁に付加断熱用の枠材を取付け、そこに隙間なく断熱材を収めていく。

外部付加断熱のメリットは、充填断熱では熱橋となる柱などを丸ごと包んでしまえる点。

但し、断熱材の厚みを取ることが難しい。充填断熱と外部付加断熱の2重構造でこれをクリアする。


2015.4.3 充填&外部付加断熱

外部と同じく、内部充填断熱も隙間なく施工していく。

今回使用したのは木質系断熱材、ウッドファイバー。

自然素材の安全性と吸放湿性に優れ、蓄熱体としての効果も持つ。

こちらは苫小牧工場で生産されている。


2015.4.7 定点撮影


防水透湿シートでくるまれた外部。サッシ取付けも完了、まずは一安心。

ここから先の工程は、あまり天候に左右される事も無い。


2015.4.26 カウンターアローファン

2階上部から1階床下までシャフトが通り、ファンにて空気を下ろす。

ただでさえ、1~2階の温度差が少ない建物となっているが、

空気を循環させることによってさらに室内環境が平均化される。

S様邸 建築現場

2014.9.5 着工前敷地

花巻市高木の住宅街。南面は空き地となっており、日当たりが良い。

上下水のインフラも整っており、良好。

但し、接道との高低差があるため、土留・乗り入れの整備が必要であった。

既存の樹木は一部展示場に頂く事に。

 

2014.9.21.大安.地鎮祭

待ちに待った地鎮祭。

当日は心配されていた台風の影響も無く、穏やかな天気に。

地鎮祭の後は、設計GL(地盤の高さ設定)の再確認をお施主様と共に行った。

 

2014.9.29 基礎断熱材納入

基礎に使われる断熱材は、経年劣化に強い発泡系断熱材(パフォームガード)を使用。

基礎断熱工法(外断熱)は省エネ住宅では有効だが、発泡系の断熱材は白蟻の温床となる危険がある。よって、防蟻処理が欠かせない。

今回使用したパフォームガードは塗布処理(上塗り)ではなく、発泡ビーズ一粒一粒均一に防蟻処理がなされている世界特許商品。

また、吸水性が極めて低く、基礎土間・立上りにも安心して使用出来る。

 

2014.9.30 根切り

根切りとは、建物の基礎を設ける部分の土を掘削などの方法で取り除く作業を指す。

この作業は以降に続く一連の基礎工事の最初の作業工程になる。

地盤調査の結果、自沈層が確認された為、今回は地盤改良工事も行われた。

 

2014.10.4 捨てコンクリート打ち

砕石地業の終了後、なるべく早い時期に捨てコンクリートを打設する。捨てコンクリートの目的は、砕石地業の表面を固めること、基礎工事用に墨出しをする平面を作ることに加えて、基礎ベース底の高さを確定させることにある。

基礎工事の基盤となるだけに、丁寧な施工を心がける必要がある。

 

2014.10.6 断熱材・鉄筋組立

ベタ基礎配筋とパフォームガードの敷き込み。土間にはパフォームガードが全面に敷き込みされる。

コラムベース下には地中梁の為の配筋がなされる。

 

2014.10.7 コラムベース配筋施工

土間部分にはパフォームガードが全面に施工される。この施工によって、コンクリート自体が蓄熱層としての性能を発揮する。

基礎立上りにはコンクリを挟み込む形(内外断熱)でパフォームガードが取り付けられる。

これは断熱性能を高めると共に、コンクリの劣化を防ぐ目的がある。

この後、第三者機関による配筋検査が行われる。

 

2014.10.22 コラムベース全景

布基礎の様な迷路状の立上りが無い、フラットな基礎構造。

木造の大敵である湿気溜りを解消し、床下エアコンの熱を隅々にまで送る事が出来る。

また、立上りが少ない事に加え、500mm以上の基礎高を取ることにより、完成後の点検が非常に容易である。

立上りが多く、基礎高の取れていない基礎は潜り込んでの点検が非常に困難。

 

2014.10.22 基礎気密パッキン

この上に土台敷きがなされる。基礎通気パッキンとは異なり、気密を取ることを目的とする。

フラットに見える天板も、細かな凹凸が必ずある。基礎パッキンは基礎部分の気密を確保する為に必須。

 

2014.10.24 土台敷き

土台には檜4寸角を使用。元々耐久性の高い檜だが、表面塗布処理ではなく加圧式防腐防蟻処理を施したものを使用し、経年劣化をさらに緩やかなものとする。

 

2014.10.24 土台敷き完了

立上りの無いフラットな基礎。土間部分も平坦で職人の腕の良さが伺える。

完成後、点検のため床下へ潜る場合もこれならば容易。

湿気溜りも無く、木材にとって最適な環境である。

 

2014.10.25 建方

天候良く、建方日和。木材は自社工場にて乾燥~プレカット~防腐防蟻処理加工された県産材である。

防腐防蟻処理は部分的な表面塗布処理ではなく、1階構造躯体全てに加圧式処理材が使われる。表面塗布処理の効果持続期間は一般的に5年程度と言われるが、加圧注入処理材の効果は100年以上。

基礎・構造躯体にいかに力を入れるかが、その後の住宅の寿命を決める。

 

2014.10.26 建方②

 

1日で小屋組みまで完了。屋根葺き前はシートにて厳重に養生を行う。


2014.10.27 屋根構造躯体

天候良し。


2014.10.27 内部

横架材は1本1本グレーディングマシーンによって含水率・強度測定がなされ、適合したもののみが構造材として採用される。

 

2014.11.3 屋根部気密シート施工

変哲のない気密シートに見えるが、ここにもこだわりがある。一般の気密シートは、厚手のビニール素材。今回使用したものは、調湿気密シート。

普段は気密層として性能を発揮するが、結露(壁内)が起きる環境化に置かれると、通気性を発揮し壁内結露を防止する。

今回使用する断熱材は、同じく調湿性能を持つ木質断熱材。

断熱材自体に調湿作用があったとしても、その上からビニール(単純な気密シート)を施工してしまうと、せっかくの調湿性能が発揮されない。

断熱材と気密シートの選択は重要である。

 

2014.11.9 上棟式

待ちに待った上棟式。皆様も笑顔に。

今回は隅餅をお子様達に受けてもらった。見事キャッチ! 

お子様達にとって、お父さん・お母さんが「買ってくれた家」では無く、家族を思って「つくってくれた家」この違いはとても大きい。

打合せ段階から、いつもお子様達も参加しており、こうした事が大きくなってからも思い出として残るだろう。

 

2014.11.11 屋根垂木

垂木240mm。付加断熱施工の為の枠材である。

この厚みは類を見ない。もちろん県産材である。

 

2014.11.13 屋根断熱

木質系断熱材ウッドファイバー。自然素材ならではの安全性と吸放湿性能を持ち、高い断熱性・吸音性・蓄熱体としての性能も持つ。

屋根には、外部付加断熱として240mm、内部充填断熱として120mm、併せて360mm厚もの断熱材が納められる。

 

2014.11.20 外部耐力壁 

外回りは筋交いでは無く、耐力壁を使用。

最近は木造軸組工法と言っても、この耐力壁を使用する事が多い。

元々、柱・梁で建物を支える木軸の建物に、2×4工法と同じ「面」で支えるメリットが加わった頑強な建物となる。しかも2×4工法では難しい大きな開口部も取り易い。

呼び名はメーカーによって様々。

 

2014.11.22 内部充填断熱

屋根と同じく、ウッドファイバーを使用。

充填断熱として、4寸角の柱間に120mmが収められる。ウッドファイバーを使用するメリットは、断熱性の高さもさることながら、自然素材特有の調湿性能により壁内結露の防止する事や、人体への安全性が挙げられる。

また、ウッドファイバーは蓄熱性能が非常に高く、これで建物全体を包むことにより、家全体が蓄熱体となり、温度変化が非常に緩やかになる特徴を持つこととなる。

 

2014.11.24 気密シート施工

屋根と同じく、調湿気密シート・ザバーンを使用。

せっかくの自然素材系断熱材を活かす為にはこの気密シートが必須。

同じく調湿作用のあるセルローズファイバーを利用する業者は多いが、素材の性能を最大限に活かす為には気密シートの選択は重要である。

構造躯体の劣化は壁内結露に起因する事が多い。

 

2014.11.25 外部付加断熱

ウッドファイバー100mmを使用。

内部充填+外部付加断熱、併せて220mmの断熱層となる。

付加断熱は充填断熱が柱間に収められる事に対し、外壁側から納められるため、柱が熱橋となる事を防ぐ。

天候が荒れる前にタイペックシートにて断熱材を保護する。

 

2014.12.1 防水透湿シート

防水透湿シート・タイペック。

空気は水分子より小さく、この事を利用した防水透湿シート。

長靴等にも似た素材が使われるが、その効果は外からの水は防ぐが長靴内部は蒸れないといったもの。

同じように、強風時に雨が横殴りに吹き付けてくる場合でも、十分に止水出来る事と共に、壁内部の結露を防ぐため透湿性能を併せ持った素材が求められる。

 

2014.12.10 木材利用ポイント

H26年度の助成制度。

国産材を一定量利用した住宅に、使用量に応じて様々な商品と交換が出来るポイントが発行される。

「恵森」は岩手の木材を使用し、住宅を建てる事をコンセプトとしている為、大きなポイントが発行された。

何故このような制度が生まれたのかご存知だろうか。

国産材・県産材を使用する事は、ブランドの為ではない。地域に合った、長く住まい続ける住宅にする為には必須だからである。

 

2014.12.15 定点撮影

足場・養生ネットが設置された。近隣にご迷惑を掛けないためのネットである。

画像下場に写っている通気胴縁。外壁材との間に通風経路を取ることによって、湿気による構造躯体の劣化を防ぐ。また、一般的な通気胴縁は木製。ここにも加圧注入式防腐防蟻処理材が使用される。

 

2014.12.27 外壁材

一般的なデザインサイディングでは無く、無地の外壁材に塗装を施す。

今回使用したのは、シリコン系塗装。

汚れ防止の他、コーキング部分の劣化やそこから雨水が浸入して起こる凍害を防ぐ意味合いもある。

既製のサイディングと違い、微妙な色合いをオリジナルで作り出す事も出来る。

 

2015.1.10 気密測定

内装・造作に取り掛かる前に気密測定を行う。

高気密とは根拠の無い言葉では無く、測定し数字で表すものである。

気密測定の結果、目標値が達成出来ていない場合、何度でも気密施工をやり直す。

今回は1発OK、結果はC値=0.4であった。

 

2015.1.17  内部天井羽目板

岩手県の杉材を使用。木材は紫外線の反射が少なく、内装材として使用すれば目に与える刺激が少ないという特徴をもっている。

今回は平天井では無く、屋根なりの勾配天井を選択。

平天井では出せない、空間の広がりが出来る。

 

2015.1.20 U.B組立

今回はタカラスタンダード製品を使用。

住設は建物本体の性能にあまり影響しない部分であるため、デザインや好み・使い勝手を考慮し、自由に選択してもらっている。

タカラスタンダード製品のホーローは掃除が非常に容易であるため、人気が高い。

 

2015.1.22 内部造作

2F吹き抜けのルーバー手すり。

内部造作は全て岩手県産杉材を使用。

杉材は肌触りが優しく、木目も美しい。

手すりはお子様が誤って転落しないための高さや、首を入れてしまい挟まる危険が無い様、考慮されている。

 

2015.1.25 内部造作②

階段が完成した。

変哲が無いように見えるが、17段上がりの緩やかな階段となっている。

段数を減らせば、階段室の面積は減るが急勾配となるため危険。将来的には昇り降りにも苦労する。

また、万が一転落した場合を考え、必ず踊り場を設ける。

 

2015.1.30 内部造作③

リビング上部の吹き抜け空間。

吹き抜けがあると寒い?と、良く聞かれるが、このレベルの断熱性能を持った建物であれば

床と天井の温度差も殆ど無い。

心配であれば北上展示場にて、赤外線温度計で数字で確認出来る。

 

2015.2.1 壁仕上げ

1階LDは珪藻土塗壁を使用。

左官の手作業によって、デザインが作られていく。

自然素材の安全性や、木質と同じく目に優しい柔らかな明るさが特徴。

木材と同様の調湿作用もあるようだ。

 

2015.2.10 壁仕上げ②

2階寝室。勾配天井を採用したことにより、空間の広がりが素晴らしい。

また、梁が見えてくることもアクセントとなる。

化粧材となる見せ梁は、自社工場にて見た目の美しさも吟味される。

 

2015.2.20 仕上がり間近

照明も取付けられ、仕上がり間近。


2015.2.27 木質玄関ドア

スウェーデン製木質断熱玄関ドア。

世界でもトップクラスの断熱性能を誇る。暖かな家づくりには、部分的ではなく全体の断熱性能が大切。

木質の良さは、経年劣化で古びていくのではなく、時と共に味わいが出てくる点。

 

2015.3.10 竣工

若干の手直しを残し、完成。

社内検査~お施主様立会検査~手直し~再検査の手順を踏まえ、お引渡しとなる。

時間は掛かったが、買った家ではなく様々な過程を経て、「創った」家。

これから長いお付き合いが始まる。

«Prev |

北上市F様邸

北上市N様邸

金ケ崎 K様邸

金ヶ崎 S.N様邸建築現場

W様邸 建築現場

S様邸 建築現場

S様邸 建築現場

上に戻る